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Pelargonium mirabile

ペラルゴニム・ミラビレ

Pelargonium mirabile ペラルゴニム・ミラビレ

不思議な見た目の砂漠灌木植物、ペラルゴニム・ミラビレ

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思議な見た目の砂漠灌木植物、“ペラルゴニム・ミラビレ”です。


ナミビア - カラス州リューデリッツ(Lüderitzbucht)近郊が原産です。
海岸線沿いから始まるナミブ砂漠の一部から、ドイツ語で“赤い山”を意味する 'Rote Kuppe' と呼ばれる山の岩場に自生しています。

種小名の 'mirabile' は、ラテン語で“不思議な、素晴らしい”という意味があります。

入り組んだように枝を広げる低木状のフクロソウ科植物で、多肉質な幹や枝、銀色がかった美しい葉が特徴。

濃いチョコレートブラウンの表皮を持った枝は、細いながらもむっちりと膨らみ、鈍い光沢を放っています。
そして枝は複雑に分岐しながら、こんもりとした樹形となります。

枝の先端からは、ギザギザした鋸歯縁のユニークな葉を展開します。
円形に近い形をした葉は長い葉柄を持っています。全体的にうっすらと微毛をまとっているためか、淡いシルバーグリーンのように見えます。

チョコミントを思い浮かべる色合いですが、濃い色の枝から葉っぱがしゅわっと生えた様子は、心なしか神秘的な印象です。

葉が落ち始め、休眠前になると薄いピンク色の花を咲かせます。

成長は非常にゆっくりで、他のペラルゴニウム属のコーデックスよりも若干気難しいところがありますが、それに見合うほどの魅力を持った良種です。


【科・属】

Geranisese Pelargonium
フクロソウ科テンジクアオイ属

【原産地】

ナミビア - カラス州リューデリッツ(Lüderitzbucht)

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、日光のよくあたる場所で管理します。
もともと太陽を遮るもののない砂漠に自生しているぺラルゴニウム・ミラビレは特に日当たりと風通しに注意して栽培しましょう。

気温が上がってくると葉を落として休眠に入ります。極度の乾燥地帯に自生するぺラルゴニウム・アルテナンスは、蒸れや多湿に弱いのでこの時期は特に風通しに気をつけましょう。
涼しくなる夏の終わりごろまでは少し遮光をして、風通しの良い涼しい場所で管理します。

寒い季節は雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて、屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接当たらない場所で管理します。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちてしまう場合がありますので注意しましょう。

【水やり】

成長期の春と秋は土が完全に乾いてから水やりします。その際は晴天が続く日を見計らって水やりするようにします。

ぺラルゴニウム・ミラビレは極度の乾燥地帯に自生しています。徒長や根腐れさせないように水やりは辛めにしましょう。
ただし、成長期にあまり水を控えすぎると花付きが悪くなるようです。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は断水気味に管理します。
休眠中は完全に断水する、という栽培方法もあるようですが、isla del pescadoでは休眠に入っている夏の間も、月に1-2回ほどごく少量の水を与えて細根の枯死を予防するようにしています。
夏に水を与える場合は涼しい夕方以降にごく少量だけ水やりを与え、用土を軽く湿らす程度にしています。

ぺラルゴニウム・ミラビレは涼しくなってくると徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので注意しましょう。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土にマグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ぺラルゴニウム・ミラビレは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夜間の最低気温が5度を切らないように管理すると安全に越冬できます。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。