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Pelargonium luridum

ペラルゴニウム・ルリダム

Pelargonium luridum ペラルゴニウム・ルリダム

テンジクアオイ属の小型塊根種、ペラルゴニウム・ルリダム

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ンジクアオイ属の小型塊根種、“ペラルゴニウム・ルリダム”です。


南アフリカ、アンゴラ、コンゴ、タンザニア、ジンバブエといったアフリカ大陸南東部に広く自生しています。
種小名の 'luridum' は、“淡い黄色の”という意味のラテン語で、ペラルゴニウム・ルリダムの花の色に由来しているそうです。

明るい色の大きく切れ込みの入った葉っぱと、小さいながらも存在感のある塊根が特徴のペラルゴニウム。
塊根の大きさの割りに葉っぱは大きく、たくさん繁ると塊根が見えなくなるほどです。
半分地面に埋まった塊根も木質のささくれた木肌が風格を感じさせてくれます。

ペラルゴニウムの楽しみの一つである花は、種小名どおりやや黄色味を帯びた白をしており、星の形のような花を咲かせます。
広い範囲に自生しているためか、花の色にも様々な地域バリエーションがあり、ピンク色、緑がかったホワイト、赤みを帯びたものなど色々あるようです。花の色にこれだけバリエーションがあるなら、種小名も“淡い黄色の”なんて名づけなければ良いのに、と思うのですが、、、最初に採取された個体の色が淡い黄色だったのでしょうか?


【科・属】

Geranisese Pelargonium
フクロソウ科テンジクアオイ属

【原産地】

南アフリカ、アンゴラ、コンゴ、タンザニア、ジンバブエ

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、直射日光の長時間あたる場所で管理します。
もともと太陽を遮るもののない砂漠に自生しているぺラルゴニウム・ルリダムは特に日当たりと風通しに注意して栽培しましょう。

気温が上がってくると葉を落として休眠に入ります。極度の乾燥地帯に自生するぺラルゴニウム・ルリダムは、蒸れや多湿に弱いのでこの時期は特に風通しに気をつけましょう。
涼しくなる夏の終わりごろまでは少し遮光をして、風通しの良い涼しい場所で管理します。

寒い季節は雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて、屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接当たらない場所で管理します。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちてしまう場合がありますので注意しましょう。

【水やり】

成長期の春と秋は土が完全に乾いてから水やりします。その際は晴天が続く日を見計らって水やりするようにします。

ぺラルゴニウム・ルリダムは乾燥地帯に自生しています。徒長させないように水やりは辛めにしましょう。
ただし、成長期にあまり水を控えすぎると花付きが悪くなるようです。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は断水気味に管理します。
休眠中は完全に断水する、という栽培方法もあるようですが、isla del pescadoでは休眠に入っている夏の間も、月に1-2回ほどごく少量の水を与えて細根の枯死を予防するようにしています。
夏に水を与える場合は涼しい夕方以降にごく少量だけ水やりを与え、用土を軽く湿らす程度にしています。

ぺラルゴニウム・ルリダムは涼しくなってくると徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので注意しましょう。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土にマグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ぺラルゴニウム・ルリダムは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夜間の最低気温が5度を切らないように管理すると安全に越冬できます。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。