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Othonna armiana

オトンナ・アルミアナ

Othonna armiana オトンナ・アルミアナ

キク科の小型塊根種、オトンナ・アルミアナ

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型多肉 - オトンナ属の小型塊根種、“オトンナ・アルミアナ”です。


南アフリカ - 北ケープ州に位置する乾燥した山岳地帯、Richtersveld(リフタスフェルト)が原産です。
花崗岩で形成された岩山の割れ目や窪みに溜まった僅かな土壌に自生しています。

種小名の 'armiana' は、フランス人植物学者、アンソニー・R・ミッシェル博士(Dr. Anthony R. Mitchell)のイニシャル(A + R + M + ana)に由来しています。

小さな塊根を有する小型のオトンナで、塊根は最大でも直径12-14cmほどの大きさです。
自生地では塊根はほとんどが地中に埋まっており、葉の出てくる成長点のみわずかに地表に出ています。

オトンナ・アルミアナの最大の特徴は、成長点付近のデコボコとした突起です。
休眠に入る際に枯れ落ちた葉の跡が突起となって残り、少しづつ奇妙な見た目と成長していきます。

シルバーがかった色の葉はキク科のオトンナ属らしい、フチがギザギザした形状をしています。

同属の'Othonna herrei'(蛮鬼塔)にとてもよく似ているのですが、オトンナ・アルミアナはオトンナ・ヘレーの変種(subsp.)や、シノニム(同種異名)として扱われることも多いようです。

オトンナ・ヘレーはアルミアナに比べ、縦方向に成長し、突起部分が亀甲模様のように残ります。
それに対し、アルミアナは縦方向には伸びず、横に広がるように成長し、特徴のデコボコした突起部分もヘレーに比べて小さいのが特徴です。

オトンナ・アルミアナは他の塊根種に比べても非常に成長が遅く、実感では一年で数mm程度しか大きくなっていないような印象をうけます。
大きな株になるほど、ますます魅力的な見た目となりますので、じっくりと育てていきましょう。


【科・属】

Compositae Othonna
キク科オトンナ属

【原産地】

南アフリカ - 北ケープ州リフタスフェルト(Richtersveld)

【置き場所】

成長期である秋から春にかけては、直射日光のあたる明るい場所で管理します。
日光が不足すると枝や葉が徒長しやすくなります。

雪が常に降り積もっているような厳冬地を除いて屋外でも管理可能ですが、その際は雨や雪が直接かからない場所で管理しましょう。
また冷たい風が常に当たる場所だと、いくら冬型とはいえ葉が枯れ込んだり落ちる場合がありますので注意しましょう。

休眠期である夏は少し遮光をして、風通しの良い涼しい場所で管理します。

【水やり】

成長期の春と秋は土が完全に乾いてから水やりします。
その際は天気の良い日に水やりするようにしましょう。

オトンナ・アルミアナは極度の乾燥地帯に自生しています。
徒長させないように水やりはやや辛めにしましょう。

春から初夏にかけて葉が落ち始めたころから徐々に水を控え、夏は断水気味に管理します。

ただし休眠中も月に数回、霧吹きなどで株と用土と軽く湿らせると、細根の枯死が防げ、秋以降の立ち上がりが良くなる場合があります。
その場合は涼しい日の夜間にごく少量のみ水を与え、朝までにはほぼ乾いている程度にしましょう。

オトンナ・アルミアナは涼しくなってくると徐々に葉が芽吹きだしてきますので、その頃から少しづつ水やりを開始します。
その際もいきなりたくさん水をあげると腐りやすいので、水やりは少しづつ開始します。

【肥料】

成長期の初秋や春に数度、微量元素が不足しない程度に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質や、マグァンプKなどの緩効性肥料を少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

オトンナ・アルミアナは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。