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Fouquieria diguetii

フォークエリア・ディグエッティ

Fouquieria diguetii フォークエリア・ディグエッティ

鋭いトゲが特徴のフォークエリア・ディグエッティ

Fouquieria diguetii フォークエリア・ディグエッティ image_1 Fouquieria diguetii フォークエリア・ディグエッティ image_2
米のトゲものコーデックスプランツ、“フォークエリア・ディグエッティ”です。


メキシコ - カリフォルニア湾を取り囲むバハ・カリフォルニア州、ソノラ州、シナロア州が原産です。
ソノラ砂漠(Sonoran Desert)と呼ばれる乾燥地帯の沿岸に近い平原や丘陵の斜面に自生しています。

種小名の 'diguetii' は、フランスの探検家でもある植物学者、レオン・ディグエット博士(Dr. Léon Diguet)の名をとって命名されました。

自生地では2-2.4mほどの高さにまで成長する灌木状のコーデックスプランツです。

株元には太く短い幹を持っており、そこから無数の枝を伸ばします。
細い枝は硬くしっかりした濃い赤茶色の表皮で覆われており、灰色の細長い楕円形のような模様が入ります。
枝はまれに分岐しながら上に向かって伸びていきます

枝のところどころからは細く長いトゲが無数に突き出しています。
このトゲと樹形がフォークエリア・ディグエッティの大きな特徴ですね。

トゲの付け根からは小判型をした明るい緑色の葉を生やします。

高さ2m近くの成熟した株にならないと花は咲かせませんが、真っ赤な筒状の非常に美しい花を咲かせます。
自生地ではハチドリを花粉媒介者(ポリネーター)としているようです。

成長の早そうな見た目をしていますが、成長速度は非常に遅く、なかなか幹も太らず、枝も増えません。
フォークエリアの仲間はとにかく成長が遅いため、気長に育てましょう。


【科・属】

Fouquieriaceae Fouquieria
フォークエリア科フォークエリア属

【原産地】

メキシコ - バハ・カリフォルニア州、ソノラ州、シナロア州

【置き場所】

一年を通して直射日光のあたる場所で管理します。
フォークイエリア・ディグエッティは太陽を遮るものがない乾燥地帯に自生しています。
日光が不足すると枝が徒長し軟弱な株になってしまいます。なるべく長時間太陽があたる場所を確保しましょう。

また、風通しが悪い場所で管理すると害虫や病気が発生しやすくなります。
春以降は日当たり、風通しの良い屋外で管理すると調子よく育ちます。
ただし、その際は雨に直接当たらない場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の春以降は土が完全に乾いてから水やりします。
乾燥地帯に自生しているフォークイエリア・ディグエッティはあまり水が多すぎると枝や軸部が徒長しやすくなります。
水やりは一般的な多肉植物よりもやや少なめにして管理しましょう。

秋になり、涼しくなり始めたころから葉が紅葉し落ち始めます。
その頃から徐々に水やりを減らし、葉が落ちてから春までは完全に断水します。
春になり暖かくなってくると葉が出始めるので、その頃から少しづつ水やりを開始します。

冬型とはいえ、真冬は成長が止まるので水やりは控えめにしましょう。
観峰玉は極力水を控えると、体内に水を溜め込もうとして壷型になりやすくなるそうです。
大きくなるまで時間はかかりますが、きれいな壷型を作り込みたい方は参考にしてください。

【肥料】

成長期に数回、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

フォークエリア・ディグエッティはある程度の寒さに耐えることができる丈夫な種です。
ただし日光が不足すると耐寒性も弱くなるので、寒い場所で冬越しする場合もなるべく日光に当てるようにしましょう。
小さな株や、活着していない株は暖かい場所で管理した方が安全に冬越しできます。