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Commiphora eminii

コンミフォラ・エミニー

Commiphora eminii コンミフォラ・エミニー

涼しげな印象です

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身の樹形が特徴の有用植物、“コンミフォラ・エミニー”です。


タンザニア、ケニアの一部が原産のカンラン科の植物で、標高の低い常緑の森林地帯の岩場などに自生しています。
種小名の 'eminii' は、19世紀のナイル上流地方で活躍したドイツ人医師であり探検家の“エミン・パシャ”(Emin Pasha)の名をとって命名されました。

塊根植物というよりは灌木に近い仲間ですが、長期の乾燥にも耐えることができるため多肉植物として扱われることがあります。
薄いベージュ色の表皮に包まれたほっそりした樹形をしており、表皮の下にうっすら見える組織は青みがかった色に。
多くのカンラン科の灌木と同様に、成長するに従い表皮は薄い紙のように剥がれ落ちていきます。

深い切れ込みの入った掌状の葉をしており、その形状はどこか日本のカエデを連想してしまいます。

自生地のタンザニアでは有用な植物として広く利用されているよう。
細く硬い木質をしているため、フェンスとして植えられたり、根っこはヘビに咬まれた時の塗り薬、葉っぱは腹痛や消化不良、また歯痛の薬としても利用されているそうです。
なんてことはない見た目をしていますが、ここまで色々な役に立つ植物も珍しいですね。
その土地ならではの植物の利用方法にはとても興味が持てます。


【科・属】

Burseraceae Commiphora
カンラン科コンミフォラ属

【原産地】

タンザニア、ケニア

【置き場所】

一年を通して直射日光のあたる場所で管理します。
コンミフォラ・エミニーは直射日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
また、丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ただし、コンミフォラ・エミニーはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなりますので、
一般的な夏型コーデックスよりは控えめにしたほうが丈の詰まった良い株に育つようです。

秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

コンミフォラ・エミニーは寒さとても弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。