isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Cephalopentandra ecirrhosa

ケファロペンタンドラ・エキローサ

Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ

ゴツゴツした塊根が魅力のケファロペンタンドラ・エキローサ

Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ image_1 Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ image_2 Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ image_3 Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ image_4 Cephalopentandra ecirrhosa ケファロペンタンドラ・エキローサ image_5
形の塊根が魅力のコーデックス、“ケファロペンタンドラ・エキローサ”です。


ケニア、ウガンダ、エチオピアが主な原産のウリ科の塊根植物で、アカシアの低木林や乾燥したサバンナに自生しています。
種小名の 'ecirrhosa' は、ラテン語で“巻きひげのない”という意味があり、ケファロペンタンドラ・エキローサのツルの特徴を表しています。

ゴツゴツ・デコボコとした、深いシワの入った円錐状の塊根が魅力のコーデックスプランツで、緑・茶色・灰色が入り混じったような独特の色彩をしています。
また、塊根の表皮には鈍い光沢があり、薄くワックスをかけたような質感をしています。
塊根自体も硬くしっかりしていて、苔むした岩のようにも見えます。

ウリ科の塊根植物の多くは塊根から長いツルを伸ばし、いろんなものに絡みつきながらツルを伸ばす種が多いのですが、ケファロペンタンドラ・エキローサはウリ科としては珍しく長いツルを伸ばさず、ツルの長さもせいぜい50-60cmほどの長さにしかなりません。
種小名の“巻きひげがない”というのも、この特徴から命名されたようです。
ただし、実際にはわずかに短い巻きヒゲを出すことがあるので、あくまで他のウリ科植物に比べて少ない、というぐらいの意味合いでしょうか。

葉の形も多くのウリ科塊根植物とは異なり、幅の広い楕円形の葉を広げます。
葉は中央の葉脈で折り目が入ったようになっており、水分が不足した時などは葉の蒸散を防ぐためピッタリとくっついてしまいます。

花はウリ科らしい淡黄色の小さな花を咲かせますが、ケファロペンタンドラ・エキローサは雌雄異株なので雄木、雌木がいないと結実はしません。
成長はとても遅く、数年育てた程度では目立った成長は感じられません。

ツルが旺盛に伸びないと栽培場所もコンパクトで済むので、ゴツいウリ科コーデックスを栽培したいけど場所がない!という方におすすめです。


【科・属】

Cucurbitaceae Cephalopentandra
ウリ科ケファロペンタンドラ属

【原産地】

ケニア、ウガンダ、エチオピア

【置き場所】

ケファロペンタンドラ・エキローサは基本的に明るい場所を好みますが、明るい日陰でも栽培することは可能です。
ですが、休眠から目覚め葉を展開し始める春は、日光のよく当たる場所で栽培し成長を促進させます。

ケファロペンタンドラ・エキローサの葉は大きいため、真夏の直射日光下では水分の蒸散が激しすぎて葉が萎びたり閉じてしまうことがあります。日光が強い場合は適度に遮光した環境で栽培しましょう。
日差しが弱くなる秋から春にかけてはよく太陽にあてると耐寒性も増します。

【水やり】

成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ケファロペンタンドラ・エキローサは勢いよく成長している時期は、毎日水を与えても問題ありません。成長期間中は長期間断水しないように注意しましょう。
秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。
春に芽吹き出した際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ケファロペンタンドラ・エキローサは寒さに弱いため、温かい場所で管理します。
休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。