Bursera fagaroides
ブルセラ・ファガロイデス
カンラン科の塊根種です
北米原産のカンラン科コーデックス、“ブルセラ・ファガロイデス”です。
Burseraceae Bursera
カンラン科ブルセラ属
メキシコ - バハ・カリフォルニア州、ソノラ州
アメリカ - アリゾナ州
一年を通して直射日光のあたる場所で管理します。
ブルセラ・ファガロイデスは直射日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
また、丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ただし、ブルセラ・ファガロイデスはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなりますので、
一般的な夏型コーデックスよりは控えめにしたほうが丈の詰まった良い株に育つようです。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
ブルセラ・ファガロイデスは寒さに強く、一時的なら0度近くまでの気温に耐えることができます。
ただし、寒さに当てる場合は日中になるべく長時間直射日光に当てましょう。
小さな株や、風の当たる場所は寒さで枯れてしまうこともあるので温室や室内で管理します。
その際も日光がよく当たれば加温する必要はありません。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
アメリカとメキシコにまたがる広大な砂漠、ソノラ砂漠(Sonoran Desert)に自生しているカンラン科の植物です。
属名の 'Bursera' は中世ドイツの植物学者 'Joachim Burser' に由来して命名されました。
種小名の 'fagaroides' は、“ファガラ属(サンショウ属)に似た”という意味があります。
自生地では高さ4-5mほどの大きさにまで育つことがある灌木に近い塊茎植物です。
とても細かい葉っぱを持ち、小さな盆栽のように育つ樹形と、細長い壺のように膨らむ幹が特徴。
また、幹の表皮は時間の経過とともに白くなって剥がれ落ちるのが特徴で、その表皮の下からは緑色の幹が見えてきます。
カンラン科の植物は古代から樹脂が香料や香として使われていて、没薬や乳香で有名な Commiphora属(コミフォラ)もカンラン科に属しています。
ブルセラ・ファガロイデスも枝を選定したり、葉をむしったりすると柑橘類のようなさわやかな香りがします。
とても良い匂いなので、株の近くを通るとついつい嗅いでしまいます。
実際に幹を傷つけて樹脂を取るのは気が引けますが、大きく育ったら自家製の香も作ってみたいところです。
暑い気候の地域に自生する植物なので寒くなると葉が落ち始めますが、葉っぱが黄色、オレンジ、赤と紅葉し、とてもキレイなのも楽しみのひとつです。
【科・属】
Burseraceae Bursera
カンラン科ブルセラ属
【原産地】
メキシコ - バハ・カリフォルニア州、ソノラ州
アメリカ - アリゾナ州
【置き場所】
一年を通して直射日光のあたる場所で管理します。
ブルセラ・ファガロイデスは直射日光が不足すると枝や茎が徒長してしまい、細長い貧弱な株になってしまいます。
また、丈の詰まった株に育てるためにも風通しの良い場所で管理しましょう。
【水やり】
成長期の夏は土が乾いたらたっぷりと水やりします。
ただし、ブルセラ・ファガロイデスはあまり水やりの頻度が多すぎると細い枝が徒長しやすくなりますので、
一般的な夏型コーデックスよりは控えめにしたほうが丈の詰まった良い株に育つようです。
秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春までは完全に断水します。
春になると葉が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
梅雨が明けるまでは、土が完全に乾いて数日おいてから天気の良い日に水やりするようにします。
【肥料】
成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。
【適温】
ブルセラ・ファガロイデスは寒さに強く、一時的なら0度近くまでの気温に耐えることができます。
ただし、寒さに当てる場合は日中になるべく長時間直射日光に当てましょう。
小さな株や、風の当たる場所は寒さで枯れてしまうこともあるので温室や室内で管理します。
その際も日光がよく当たれば加温する必要はありません。
また、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。