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Aeollanthus subacaulis var. linearis

アエオランサス・リネアリス

Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス

シソ科の小さな塊根種、アエオランサス・リネアリス

Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス image_1 Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス image_2 Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス image_3 Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス image_4 Aeollanthus subacaulis var. linearis アエオランサス・リネアリス image_5
しい葉を持ったシソ科コーデックス、“アエオランサス・リネアリス”です。


モザンビーク - ザンベジア州北部のナムリ山が原産です。
標高1,900mほどの山の中腹に広がる草原地帯に自生しています。

変種名の 'linearis' は、ラテン語で“線形の”という意味があります。

同じくシソ科の塊根植物、'Aeollanthus subacaulis'(アエオランサス・サバカウリス)の変種とされる種で、基本種よりも小型で葉の形状に違いがあります。

塊根は小さく、大きく育っても10cmほどにしか成長しません。
さらに年月を経てくると、塊根の小さな仔株を芽吹き、小規模な群生を形成します。

塊根はピンポン玉のような球形に近い形状で、とても可愛らしい印象です。
塊根の表面は古い表皮がバーク状に剥がれていき、ささくれ立ったようになっています。

また種小名からも分るとおり、線形の細長い葉をもっています。
細長い房状に密集させながら横に匍匐するように伸ばします。

個体によっては葉に日光が当たるとやや紫色を帯びる場合があり、なかなか美しい葉姿です。
またシソ科の植物だけあり、葉に触れると僅かなハーブのような芳香も香ります。

魅力的で珍しい小型コーデックスですが、高地に自生しているということもあり、栽培難易度はやや高めです。


【科・属】

Labiatae Aeollanthus
シソ科アエオランサス属

【原産地】

モザンビーク - ザンベジア州 ナムリ山

【置き場所】

年間をとおして日光のあたる明るく風通しの良い場所で管理します。
日光が不足すると葉が徒長したり、株が弱って腐ったり枯死することがあります。

また、高山地帯に自生するアエオランサス・リネアリスは蒸し暑さを嫌うため風通しには注意しましょう。
蒸し暑い場所だと塊根が腐りやすくなります。

【水やり】

春や秋の日中の気温がある程度高く、夜間は涼しい季節によく成長します。
成長期は用土が完全に乾燥しきる前に水やりします。

真夏は成長が鈍り、日中の暑い時間に水やりすると蒸れて調子を崩すことがあります。
暑さは嫌いますが、成長期は比較的水分を好むため、真夏は夕方以降の涼しい時間帯に少なめに水やりしましょう。

気温が下がり、葉が枯れ始めてからは水やりを控えめにし、葉が落ちた後は断水気味に管理します。
ただしアエオランサス・リネアリスは長期にわたる乾燥に弱いため、休眠中もごく少量の水やりをし、細根が枯れないように管理したほうが良い場合もあります。

【肥料】

成長期に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

アエオランサス・リネアリスは標高の高い地域に自生しているので、寒さには比較的強い方です。
ただし、寒さに当てる場合は日中の気温が高くなるように注意しましょう。
安全に越冬させたい場合は室内に取り込みます。

暖かい季節に成長する種ですが、蒸し暑さに弱いため、真夏の高温には注意し涼しい棚上などで管理しましょう。