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Turbinicarpus pseudopectinatus var. rubriflorus

赤花精巧殿

Turbinicarpus pseudopectinatus var. rubriflorus 赤花精巧殿

精巧殿の赤花種、ツルビニカルプス・ルブリフロールスです

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やかな花が美しい小型サボテン、“ツルビニカルプス・ルブリフロールス”です。


メキシコ - ヌエボ・レオン州のドクトル・アロヨ(Doctor Arroyo)からエル・ガジート(El Gallito)にかけてが原産です。
石灰岩で構成された岩床の草原地帯に自生しています。

変種名の 'rubriflorus' は、“赤い花の”という意味があり、ラテン語の 'rubra'(赤)+ '-florus'(花の接頭辞)の合成語になります。

独特の見た目で密かな人気を誇る小型サボテン、'Turbinicarpus pseudopectinatus'(精巧殿)の変種で、精巧殿とほとんど見分けがつきません。

変種とされるもっとも大きな要因としては花の色にあります。
基本種の精巧殿が淡いピンク色の白っぽい花を咲かせるのに対し、ルブリフロールスはその変種名どおり、マゼンタカラーの花を咲かせます。
目も覚めるようなその鮮やかな花の色は、白い球体にとても映えて、見事なコントラストを誇っています。

基本種同じく成長はとても遅く、種から育てると2-3cmの大きさに育つまで10年近くかかります。

このサボテンの分類は学者・研究者によって様々で、亜種(ssp.:subspecies)とされる場合や、品種(f.:forma)とされる場合もあります。
姿形も面白く、派手な花も楽しめる本種は性質も丈夫なため、万人にお勧めできる優良種です。


【科・属】

Cactaceae Turbinicarpus
サボテン科ツルビニカルプス属

【原産地】

メキシコ - ヌエボ・レオン州 ドクトル・アロヨ(Doctor Arroyo)からエル・ガジート(El Gallito)にかけて

【置き場所】

年間を通して日光のあたる明るい場所で管理します。
ツルビニカルプス・ルブリフロールスは、現地では背の低い草に紛れるようにして自生しているので、真夏の直射日光などあまり強い日差しを長時間当てると茶色く日焼けしてしまうこともあります。

ただし基本的には日光を好み、日光が不足すると球体が徒長してしまいますので、日光が弱い季節や、日照時間が短い場所で育てる場合はふんだんに太陽の光にあてます。
真夏の西日や、断水期間中は寒冷紗などで適度に遮光して管理しましょう。

またツルビニカルプス・ルブリフロールスは蒸し暑さに弱いため、風通しの良い場所で管理します。

【水やり】

日中に気温がある程度あがり、夜間は涼しくなるような春や秋によく成長します。

成長期は用土が乾いて数日たってからたっぷりと水やりします。
成長期も用土が長時間湿った状態にするよりも、潅水と乾燥のメリハリをつけて水やりするようにします。

また、ツルビニカルプス・ルブリフロールスは頻繁に水やりすると根腐れしやすいため、水やりはやや辛めにした方が安全に育てられます。

成長が止まる蒸し暑い夏は水やりを控えめにし、月に数度、涼しい日の夕方に軽く水やりする程度にします。
また、寒さが厳しくなる冬も断水気味に管理します。冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少量だけ水やりしましょう。

【肥料】

成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ツルビニカルプス・ルブリフロールスは断水管理した場合はある程度の寒さに耐えることができますが、厳冬期は暖かい場所で管理した方が安全に冬越しできます。
蒸し暑さに弱いので、夏は涼し過ごせるようにしましょう。