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Opuntia zebrina f. reticulata

亀甲団扇

Opuntia zebrina f. reticulata 亀甲団扇

不思議なウチワサボテン、亀甲団扇です

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プンチア・ゼブリナの園芸品種、“レティキュラータ”です。


原種であるオプンチア・ゼブリナはアメリカ - フロリダ州キーズ(Keys)の沿岸が原産ですが、このレティキュラータはヨーロッパで突然変異で発生した個体と品種として固定したものです。
品種名の 'reticulata' は、ラテン語で“網目状の”という意味があります。

品種名どおり、網目のような不思議な模様が株全体を覆った強烈な見た目を持っています。
まるで亀の甲羅模様のような、爬虫類の皮膚のような、、不気味ながらもとても興味深い造形をしています。

この網目のようなヒビ割れのようなものは、トゲが線状に変化したもののようです。

一見トゲがないようにもみえますが、この線状のものにはオプンチア属特有の“芒刺”(Glochids)と呼ばれる、非常に細く鋭い毛状のトゲが生えています。
この芒刺は先端が“返し”状になっており、一度刺さるとなかなか抜けないとても厄介なものなので、面白い見た目に誘われてうっかり触らないように気をつけましょう。

原種に比べて大きくは成長せず、細長いシャモジのような形に育つことが多いようです。
また、原種同様に性質は丈夫ですが、突然変異個体故か成長は遅く、ゆっくりと育ちます。

原種である 'Opuntia zebrina' には“亀甲団扇”という和名が与えられていますが、原種は亀甲模様らしいものはあまり目立ちません。
おそらく、原種とこの園芸品種が混合されて付けられたのではないか?と考えているので“亀甲団扇”の和名も、この園芸品種に与えられてよいのではないでしょうか?


【科・属】

Cactaceae Opuntia
サボテン科オプンチア属

【原産地】

ヨーロッパ(園芸品種)

【置き場所】

一年を通して明るい場所で管理します。

原種は非常に日差しの強い環境に自生していますが、亀甲団扇は若干遮光した環境で管理した方が日焼け等の被害を防ぐことができます。
ただし、日光が不足すると、茎が不格好に細長く伸びてしまうことがあります。
調子よく育っている株は株の状態を見ながら、なるべく長時間日光に当てましょう。

また、がっちりした株に育てるためにも風通しには注意しましょう。

【水やり】

成長期の夏は用土が乾いたらたっぷりと水やりします。
乾燥が激しい真夏は毎日水やりしても問題ありません。その場合は水はけの良い乾きやすい用土を使用しましょう。

寒さが厳しくなる冬は水やりの量と回数を控えめにします。

【肥料】

成長期に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

亀甲団扇はある程度の寒さに耐えることができるため、比較的温暖な地では屋外で越冬できます。
冬に積雪するような地域や、最低気温が氷点下になるような地域では屋内で栽培した方が安全です。