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Mammillaria bocasana cv. Fred

マミラリア・ボカサナ ‘フレッド’

Mammillaria bocasana cv. Fred マミラリア・ボカサナ  ‘フレッド’

いろいろな方向に向かっています

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烈な見た目をしたヘンテコサボテン、マミラリア・ボカサナ‘フレッド’です。


日本では“高砂”いう渋い和名で呼ばれることもある 'Mammillaria bocasana'(マミラリア・ボカサナ)のモンスト(石化個体)で、数ある綴化・モンスト系のサボテンの中でもひそかな人気を誇ります。

“石化”(綴化ではない)は、海外の園芸用語では 'monstrosa'(モンスター化の意味)と呼ばれ、突然変異個体として珍重されています。
このボカサナ‘フレッド’も、原種マミラリア・ボカサナとは似ても似つかない姿に育ちます。

ボコボコ、ウネウネとした緑のゴムまりのような異様な見た目がボカサナ‘フレッド’の最大の特徴。
パッと見はグロテスクな印象を受けますが、よくよく見るとスライムのような、アメーバのような不思議な姿に惹かれていきます。

ツヤのあるツルっとした表皮はピーマンやグリーンピースのような見た目をしていますが、プニプニと柔らかい質感をしています。
成長点?とも呼ぶべき茎の先端はピンクに染まり、その不思議な姿をさらに際立てています。
このピンクの部分はどうやら石化した花芽のようですが、花の形となって咲くことはありません。
また、ときどき思い出したように細く細かいトゲを出します。

ボカサナ‘フレッド’でもいくつかのタイプがあり、成長点が連続した結果、鶏の鶏冠のような見た目になった綴化タイプや、深くシワが刻まれたようなタイプなど様々です。

ちなみに品種名である 'FRED' は、この石化個体を品種として固定した発見者に由来しているようです。
(※情報提供:L.W様。ありがとうございました!)


【科・属】

Cactaceae Mammillaria
サボテン科マミラリア属

【原産地】

不明(栽培品種)

【置き場所】

ボカサナ・フレッドは暖かくなり始めた春頃から初夏にかけてによく成長します。
夏の直射日光に長時間あてると、肌が焼けてしまいますので、夏は適度に遮光した環境で栽培しましょう。
ですが、日光が不足すると徒長気味になり、軟弱な株になってしまいますので注意します。
また、若干根腐れしやすい印象がありますので、風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期は春から秋にかけてです。土が乾いて数日たってからたっぷり水やりしましょう。
あまり蒸し暑いと根腐れしてしまいますので、真夏は通風や過度な水やりに気をつけます。

寒くなってきた頃からは春まで水やりを控えめにします。
冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少しだけ潅水しましょう。

【適温】

ボカサナ‘フレッド’は冬は室内の暖かい場所で管理しましょう。
モンスト個体は原種に比べると弱いところがありますので、厳しい寒さには当てない方が安全です。
休眠中は適度に遮光した日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。