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Echinocereus rigidissimus var. rubrispinus

紫太陽

Echinocereus rigidissimus var. rubrispinus 紫太陽

鮮やかなバイオレットカラーの紫太陽

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手な見た目の小型柱状種、“エキノセレウス・ルブリスピヌス”です。


メキシコ - チワワ州の大部分を占める乾燥地帯、チワワ砂漠(Desierto de Chihuahua)が原産です。
チワワ砂漠の中でも、石灰岩の乏しい酸性土壌の砂礫地帯に自生しています。

変種名の 'rubrispinus' は、“赤いトゲの”という意味があり、ラテン語の 'rubri'(赤)+ 'spinus'(トゲ)の合成語。
英語圏では 'Rainbow Cactus'(レインボー・カクタス)という名で呼ばれており、日本では“紫太陽”という名で親しまれている人気種です。

'Echinocereus rigidissimus'(太陽)の変種とされている小型のサボテンで、成長しても高さ30cmほどの大きさにしかなりません。
やや頭頂部が太くなった円筒形をしており、ある程度の大きさに成長すると株元から仔株を吹いてきます。

全身にびっしりと細かい縁刺(Radial spine)が生えていますが、非常に細かく、触れてもザラザラとしているだけで痛くはありません。

基本種と比べての大きな違いは、和名にもあるとおり、鮮やかな赤から紫色をしたトゲの色にあります。
基本種の 'Echinocereus rigidissimus'(太陽)も頭頂部付近は鮮やか赤紫色になりますが、全体的なトゲは灰色がかった緑色をしているのに対して、“紫太陽”は株全体のトゲがが赤紫に染まります。
この何ともいえない色合いが最大の魅力です。

春先になると、株の頭頂部から大きな蕾を出し、鮮やかなピンク色のとても大きな花を咲かせます。

その派手な外観と入手のしやすさからか、今では基本種の“太陽”よりもメジャーな存在となりました。


【科・属】

Cactaceae Echinocereus
サボテン科エキノセレウス属

【原産地】

メキシコ - チワワ州 チワワ砂漠(Desierto de Chihuahua)

【置き場所】

年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。
エキノセレウス・ルブリスピヌスは遮蔽物のない砂漠地帯に自生しているため、日光には十分当てましょう。
日光が不足した場合、細長く徒長したり、エキノセレウス・ルブリスピヌスの特徴である赤紫のトゲの色が薄くなります。

ただし真夏の西日や長期間の断水期間中は日光が強すぎると株にダメージを与えることがあるため、寒冷紗などで適度に遮光して管理しましょう。

【水やり】

春から秋にかけての気温の高い季節に成長します。

成長期は用土が乾いて数日たってから水やりします。
成長期も用土が長時間湿った状態にするよりも、潅水と乾燥のメリハリをつけて水やりするようにします。

あまり頻繁に水やりすると徒長したり根腐れを起こすので、気をつけましょう。

また、寒さが厳しくなる秋から冬にかけては断水気味に管理します。
休眠中の冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少量だけ水やりしましょう。

【肥料】

成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

エキノセレウス・ルブリスピヌスは断水管理した場合はかなりの寒さに耐えることができますが、厳冬期は暖かい場所で管理した方が安全に冬越しできます。
蒸し暑さに弱いので、夏は涼し過ごせるようにしましょう。