isla del pescado-手織りテキスタイル-ヨガマット-多肉植物-販売

Crassula nemorosa

クラッスラ・ネモロサ

Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ

ベンケイソウ科の珍種、クラッスラ・ネモロサ

Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ image_1 Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ image_2 Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ image_3 Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ image_4 Crassula nemorosa クラッスラ・ネモロサ image_5
想的な印象をもった珍種クラッスラ、“クラッスラ・ネモロサ”です。


南アフリカ - ハウテン州スヴァルトコップス(Zwartkops)から東ケープ州スーレベルフ(Zuureberg)にかけての山岳地帯が原産です。

標高1,800mまでの山岳地帯の、直射日光の当たらない森林の木陰や岩の間などに自生しています。

種小名の 'nemorosa' は、ラテン語で“森林性の”という意味があり、クラッスラ・ネモロサの自生環境から命名されました。

コンパクトに群生する冬型の小型のクラッスラで、株の直径は15cmほどにしかなりません。

涼しい季節になるとプリプリとした多肉質をした円に近い腎形の葉を繁らせます。
薄い黄緑色をした葉の表面はツヤがあり、淡く幻想的な印象があります。

地中にはやや肥大した地下茎を持っており、休眠期になると地上部の葉を落とし、地下茎のみで休眠します。

日本では秋も深まったころになると、葉の間から垂直に伸びた花茎を伸ばし、ぼんぼりのような円錐花序の花を咲かせます。

私見ですがクラッスラというより、カナリア諸島に自生するモナンテス属にそっくりです。


【科・属】

Crassulaceae Crassula
ベンケイソウ科クラッスラ属

【原産地】

南アフリカ - ハウテン州スヴァルトコップス(Zwartkops)から東ケープ州スーレベルフ(Zuureberg)

【置き場所】

成長期である秋から春までは遮光した明るい環境で管理します。
日光が強いと葉が萎えたり、煮えて溶けてしまうことがあります。
明るく、風通しの良い環境で管理しましょう。

ただし、あまり日光が弱い場合は葉が徒長してしまう場合があります。
株の状態を見ながら日光にあたる時間を調節して適度な日差しに調節しましょう。

完全な冬型種であるクラッスラ・ネモロサは高温と蒸し暑さに弱いので、休眠に入る夏は風通しの良い涼しい場所で管理します。
通風があまり確保できない場合でも、扇風機などで風を送ると暑さによるダメージを減らすことができます。

【水やり】

成長期の秋と春は土が乾ききる前にたっぷりと水やりします。

森林に自生するクラッスラ・ネモロサは、成長期は一般的なクラッスラよりもやや多めに水やりした方が調子良く育ちます。

涼しい気候を好む冬型種ですが、寒さが厳しくなる厳冬期は若干水やりを少なめにします。
蒸し暑くなり始めた頃から徐々に水やりを控え、葉が枯れた以降は涼しくなるまでは断水気味に管理します。

暑い時期は基本的に断水しますが、月に1、2回ごく少量の水やりをすると小さな地下茎の枯死が防げます。
その際はよく風のとおる涼しい夕方以降に用土を軽く湿らす程度に水やりし、朝までには用土が乾いているぐらいを目安にしましょう。

【肥料】

成長期の秋に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

クラッスラ・ネモロサは涼しい季節に成長する植物のため、寒さには強いほうです。
寒さよりも夏の蒸し暑さに気をつけ、暑い季節は涼しい場所で管理しましょう。