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Pseudolithos dodsonianus

プセウドリトス・ドドソニアヌス

Pseudolithos dodsonianus プセウドリトス・ドドソニアヌス

とても奇怪な姿のプセウドリトス・ドドソニアヌス

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形の株姿が特徴の珍奇種、“プセウドリトス・ドドソニアヌス”です。


アフリカ北東部の極地地帯であるソマリア、エリトリア、そして紅海を挟んだアラビア半島のイエメン、オマーンが原産のガガイモ科の多肉植物。
標高1000m-1500mの高原地帯に分布しており、砂礫混じりの荒野や半砂漠のような草原に自生しています。
種小名の 'dodsonianus' は、アメリカの分類学者“カラウェイ・ダッドソン”(Calaway Homer Dodson)の名から命名されました。

プセウドリトスといえば、同属の人気種 'Pseudolithos migiurtinus'(プセウドリトス・ミギウルティヌス)を思い浮かべますが、プセウドリトス・ドドソニアヌスはまったく異なる異様な見た目をしています。
シワシワ、デコボコのまるで老トカゲのような表皮をした短い枝を不規則に出しながら成長する様は、なんともいえない不気味な雰囲気を醸し出しています。
もちろん、その珍奇な不気味さが本種の最大の魅力です。

春先になると、枝の先端から星型をした黒紫色のとても小さな花を咲かせます。

以前は 'Pseudolithos mccoyi'(プセウドリトス・マッコイ) とともにカラルマ属とされていましたが、紆余曲折を経てプセウドリトス属に編入されました。
しかし、近年はガガイモ科がキョウチクトウ科と統合され、それにともないP.mccoyiとP.dodsonianusは再びAnomalluma属という別の属に再分類されたようです。


【科・属】

Asclepiadaceae Pseudolithos
ガガイモ科プセウドリトス属

【原産地】

ソマリア、エリトリア、イエメン、オマーン

【置き場所】

一年を通して明るい場所で管理します。

長時間直射日光に当てた場合や、ベランダの床付近など、照り返しの厳しい場所では赤茶色に焼けてしまうことがあるので、寒冷紗等で適度に遮光した環境で栽培しましょう。

また、プセウドリトス・ドドソニアヌスの自生地は極度の乾燥地帯ですので通気の悪い蒸し暑い場所では突然腐ってしまうことがあります。
通風に気をつけ、風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の夏は土が完全に乾いてからたっぷり水やりします。
プセウドリトスの仲間は基本的に乾燥気味に育てる種が多いのですが、ドドソニアヌスは他種と比べると多めに水やりした方が調子が良いようです。
水を沢山やる場合は日当たり、風通しを十分確保しましょう。

秋に入り、涼しくなってきた頃から徐々に水やりの回数と量を減らし、春まで断水気味に管理します。
寒い時期は基本的に断水しますが、月に1、2回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までには完全に乾いている程度にしましょう。
休眠明けの春から徐々に水やりを再開します。その際はいきなりたくさん水やりせず、少しづつ量と回数を増やしていきます。

ガガイモの仲間であるプセウドリトスは根ジラミやカイガラムシがつきやすく、乾燥する冬は特に注意します。
これらの虫は湿度を嫌うため、霧吹きでたまに水をかけてあげるとある程度予防できます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

プセウドリトス・ドドソニアヌスは寒さに非常に弱いため、冬は暖かい場所で管理します。
休眠中はなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。