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Lavrania haagnerae

ラブラニア・ハーグネラエ

Lavrania haagnerae ラブラニア・ハーグネラエ

グンっと伸びた株

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あるガガイモ属の中でもトップクラスのレア種、“ラブラニア・ハーグネラエ”です。


ナミビア北西部 - クネネ州(Kunene)の小さな村、セスフォンテイン(Sesfontein) 近郊が原産のガガイモ科の植物。
岩だらけの丘陵地帯の斜面や、岩のくぼみにわずかに溜まった砂地に生えています。

属名の 'Lavrania' は、ギリシャの園芸家であり、多肉植物コレクターの 'John Lavranos'氏に由来します。
また種小名の 'haagnerae' は、この植物の発見者である南アフリカの写真家 'Clem Haagner'氏 の妻、'Peggy Haagner'にちなんで命名されたそうです。

高さ30cmほどの大きさに成長する柱状種で、凹凸の少ない滑らかな肌が特徴。
成長しても株の途中から分岐することはほとんどなく、株元から新たな枝を伸ばします。また、白粉を帯びたような、薄いエメラルドグリーン色の肌をしており、根元のほうはややピンクがかった色になります。ガガイモ一の美肌ではないかと思っています。

'Larryleachia cactiforme'(仏頭玉)や、'Hoodia currori'(フーディア・クローリー)のような柱状のガガイモは成長点付近に花をつけることが多いのですが、ラブラニア・ハーグネラエは根元から花芽を伸ばします。
複雑な模様をした星型の花はいかにもガガイモ、といった見た目で、その奇妙な姿に劣らぬ魅力が。
数年育てていますが、未だ開花せず。開花した際には改めてお見せしたいと思います。

残念ながら成長は遅く、過酷な環境に自生しているためか性質はやや気難しいところがあるのが難点です。


【科・属】

Asclepiadaceae Larryleachia
ガガイモ科ラブラニア属

【原産地】

ナミビア - クネネ州(Kunene)、セスフォンテイン(Sesfontein)近郊

【置き場所】

一年を通して直射日光の当たる場所で管理します。
ラブラニア・ハーグネラエは日光を遮るもののない、荒涼とした地域に自生しています。そのため、真夏の直射日光下でも日焼けすることはほとんどありません。

ただし、暗い場所からいきなり長時間直射日光に当てた場合や、ベランダの床付近など、照り返しの厳しい場所では焼けてしまうことがあります。直射日光に当てる際は徐々に太陽に馴らしていくようにしましょう。

また、極度の乾燥地帯に自生する植物ですので通気の悪い蒸し暑い場所では突然腐ってしまうことがあります。
通風に気をつけ、風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

基本的に乾燥を好む植物ですので、水やりは一般的な多肉植物よりも少なめにします。
成長期の夏は土が完全に乾いてからたっぷり水やりします。
その際も乾くたびに与えるのではなく、しばらく乾燥させるぐらいの間隔で水やりしましょう。

秋に入り、涼しくなってきた頃から徐々に水やりの回数と量を減らし、春まで断水気味に管理します。
寒い時期は基本的に断水しますが、月に1、2回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までには完全に乾いている程度にしましょう。
休眠明けの春から徐々に水やりを再開します。その際はいきなりたくさん水やりせず、少しづつ量と回数を増やしていきます。

ガガイモの仲間は根ジラミやカイガラムシがつきやすく、乾燥する冬は特に注意します。
これらの虫は湿度を嫌うため、霧吹きでたまに水をかけてあげるとある程度予防できます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ラブラニア・ハーグネラエはガガイモの中でも比較的寒さに強いほうです。
乾燥させた状態なら8度程度までは耐えることができます。
休眠中はなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。