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Huernia kennedyana

フェルニア・ケネディアナ

Huernia kennedyana フェルニア・ケネディアナ

ふと見たら咲いていました

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形の珍種ガガイモ、“フェルニア・ケネディアナ”です。


南アフリカ - 東ケープ州のクラドック(Cradock) から、サマセットイースト(Somerset East) にかけてが原産で、平原や低い丘陵に自生しています。
種小名の 'kennedyana' は、南アフリカのプラントハンター、ハーミアス・ケネディ氏(Hermias Kennedy)に由来しているそうです。

フェルニア属の仲間はとても個性的な花を咲かせることで有名ですが、花の咲いていない時期はどれも似たような見た目をしており、種の判別が困難な場合が多くあります。
その中でもフェルニア・ケネディアナは、一目でそれと分かる球形の特徴的な見た目をしており、花のない時期でもすぐに見分けることができます。
まるでピーナッツのように丸い体は、ガガイモ科の中でも抜群に愛嬌がありますね。
そして成長すると、マットのように横に広がるように群生していきます。

この魅力はトウダイグサ科の 'Euphorbia globosa'(玉鱗宝) や、サボテン科の 'Puna bonniae'(プナ・ボニアエ)が好きな人には分かってもらえるのではないでしょうか、、、?

また、他のフェルニア属にも負けない魅力的な花も咲かせます。
クリームイエローに濃い紫のシマ模様が入り混じった小さな花で、花弁の内側にはボツボツと肉刺のようなものも生えています。
この緻密な造形はぜひ虫眼鏡でじっくり観察してみてほしいです。

栽培は比較的簡単ですが、暗い場所で管理するとすぐに細長く徒長してしまうのが難点。
紹介しているこの株も数日暗い場所に移動させただけで伸びてしまった跡がいくつか見られます。。。
栽培する際はその点に注意して下さい!


【科・属】

Asclepiadaceae Huernia
ガガイモ科フェルニア属

【原産地】

南アフリカ - 東ケープ州 クラドック(Cradock) 、サマセットイースト(Somerset East)

【置き場所】

基本的に明るい場所で栽培します。
フェルニア・ケネディアナは徒長しやすいので、他のフェルニア属よりは強い日差しの下で育てたほうが良い場合もあります。
日差しが強すぎて焼けてしまう場合は若干遮光しましょう。

また、乾燥地帯に自生する植物ですので通気の悪い、蒸し暑い場所では突然腐ってしまうことがあります。
通風に気をつけ、風通しの良い場所で管理しましょう。

【水やり】

成長期の春と秋は土が乾いてからたっぷり水やりします。
暑い季節も若干成長しますが、突然腐死することもあるので水やりはやや控えめにします。
ただし、あまり長時間乾燥させると生育が悪くなってしまいますので、適度に水やりしましょう。

寒い時期は基本的に断水しますが、月に数回ごく少量の水やりをすると細根の枯死が防げます。
その際は天気の良い午前中に行い、夜までには完全に乾いている程度にしましょう。
休眠明けの春から徐々に水やりを再開します。その際はいきなりたくさん水やりせず、少しづつ量と回数を増やしていきます。

【肥料】

成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。
また、ガガイモの仲間はカイガラムシや根ジラミがとても発生しやすいので、粒状の薬剤を少量用土に混ぜ込んで害虫も発生を防ぐと効果的です。

【適温】

フェルニア・ケネディアナは寒さに弱いので冬は暖かいところで管理します。
休眠中も適度に遮光した日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。