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Beaucarnea gracilis

ボーカルネア・グラキリス

Beaucarnea gracilis ボーカルネア・グラキリス

力強い株姿が魅力の大型メキシカンプランツ、ボーカルネア・グラキリス

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強い株姿が魅力の大型メキシカンプランツ、“ボーカルネア・グラキリス”です。


メキシコ - プエブラ州南東部のオアハカ盆地に位置するマドレ山脈南部山中のテワカン谷(Tehuacán Valley)が主な自生地です。
標高1,400-1,900mの範囲の石灰岩の岩場や半砂漠の草原地帯に自生しています。

属名の 'Beaucarnea' は、19世紀に活躍したベルギーのプランツハンター、ジャン・バティスト・ボーカルヌ氏(Mr. Jean Baptiste Beaucarne)の名をとって命名されました。
種小名の 'gracilis' は、ラテン語で“細長い”という意味があります。

大きな球形の幹が特徴のリュウゼツラン科(現在はキジカクシ科)の植物です。
樹齢数百年以上の株になると高さ6-8m、幹の直径は1-1.5mほどの大きさに成長します。

日本でも観葉植物としてお馴染みの“ポニーテール”、または“トックリラン”と呼ばれる 'Beaucarnea recurvata'(ボーカルネア・レクルバタ)の仲間です。

一目で目立つのは株元の大きな幹です。
どっしりと太った幹の表面は松の皮のような、粗いコルク状の表皮で覆われています。
表皮にはいくつもの深い亀裂が走り、バキバキと割れた表皮には思わず触れてみたくなるような魅力があります。
この亀裂は株が古いほど深く多くなり、年月を経た古株はただならぬ雰囲気をまとっています。

幹の先端付近からは細長い枝を伸ばします。
枝はある程度の長さになると、付け根や成長点付近から新たな枝を芽吹き、ゆっくりと分岐するような樹形へと育ちます。

枝の先端からは種小名の元にもなった非常に細長い葉を束のようにばします。
葉は最大で1mほどの長さになり、上に向かって放射状に広がるように展開します。

葉の表面は粗くザラザラとした質感で、葉自体も硬いためにうっかり触ると手が切れてしまいます。
葉は青白いグレーグリーンで、細長い葉が風にそよぐ様子はなかなか見ごたえがあります。

かなりの大きさにならないと開花しませんが、小さいクリーム花の円錐花序の花を咲かせます。
なお、ボーカルネア・グラキリス雌雄異株であるため、雄株・雌株が揃っていないと結実しません。
結実すると、1cm弱の小さな果実をつけます。

成長は極めて遅く、自生地にある高さ4-5mを超えるような株になるには数百年の年月が必要です。
そのうえ限られた一部の地域にしか自生していないため、長年に渡る採集圧によって野生個体は数を減らしているそうです。

栽培するうえでの難点として、ボーカルネア・グラキリスは根が非常に弱く、ベアルートで輸入された株は発根せずに枯死することが頻繁にあります。
発根していない状態でも数か月から1年程度は葉を青々と繁らせているため、株が徐々に衰弱していっているのを見分けるのは非常に困難です。

また同じリュウゼツラン科のユッカやダシリリオン、同属の強健種である“トックリラン”ことボーカルネア・レクルバタに比べて過湿にも弱いため、丈夫そうな見た目に油断して手荒に扱うと痛い目にあいます。
経験則上、成長点付近の新芽が束になってゴソッと抜けるような株はかなり危険な状態です。
購入する際は新芽がしっかりして、根がよく張った株を購入するようにしてください。

幸いにも小さな実生株がたまに出回りますので、心配な方は実生株から立派な大株を目指して気長に育ててください。


【科・属】

Agavaceae Nolinaceae
リュウゼツラン科トックリラン属

【原産地】

メキシコ - プエブラ州テワカン谷(Tehuacán Valley)

【置き場所】

年間を通して直射日光のよくあたる屋外で管理します。
ボーカルネア・グラキリスを健康に育てるには直射日光がよく当たり、通風のある場所で管理してください。。

室内で管理すると葉が徒長したり、株の元気がなくなり、幹の腐れや害虫の発生を誘発します。
人間の目では明るく見える屋内でも、紫外線や植物にとって有益な光線が著しく不足している場合があります。
できる限り長時間日光の当たる場所で育てるようにしましょう。

【水やり】

成長期の夏は用土が乾いてから水やりします。
ボーカルネア・グラキリスは長期の干ばつにも耐えるため、用土が常に湿った状態にならないようメリハリをつけて水やりしてください。

よく根の張った株は乾燥気味の状態を好みますが、発根前や発根直後の株は水分を控えすぎると発根しにくくなる場合があります。
発根には適度な水分も必要ですので、発根・活着するまでは用土の乾燥具合を注視しつつ水やりしてくだしさい。

気温が下がってからは、成長期よりも乾燥気味に管理してください。
気温の低い時期に水やりする際は、好天の続く気温の高い日の午前中に軽く水やりする程度にします。

【肥料】

ボーカルネア・グラキリスはあまり多くの肥料は必要としません。
成長期に薄めた液肥を少量与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】

ボーカルネア・グラキリスはよく根の張った大きな株であれば、ある程度の寒さに耐えることができます。
ただし用土は乾燥気味にし、日中はふんだんに日光に当てることが条件になります。

小さな株や根が張っていない株は寒さに弱い場合があるため、暖かい場所で管理した方が安全に越冬できます。